お弁当袋の作り方
お弁当箱の大きさや指定サイズを入れると、布の切り方と、ひもの長さ・通し方、縫う順番を、そのサイズの図で出します。マチ付きのです。ミシンでも手縫いでも作れます。
- 1サイズを入れる
- 2布を切る
- 3順番に縫う
はじめての方へ作る前に知っておくこと(道具・サイズの目安・ひも・裏地・布の選び方)
まっすぐ縫うだけで作れます
お弁当袋は、ひもを引いて口をしめるに、底の厚み()を付けた袋です。マチがあると、お弁当箱を平らなまま入れられるので、中身がかたよりにくくなります。型紙はいりません。布に直接、定規で線を引いて切り、まっすぐな線だけで縫えます。
お弁当箱のサイズを入れると、布を切る大きさ・マチの縫い方・ひも2本の長さまでが、そのサイズの図で順番に出ます。のように?の付いた言葉は、押すと意味が出ます。
用意する道具
- ミシン(まっすぐ縫えればOK。裏地なしで作るときは、ジグザグ縫いも使います)
- 布用のはさみ・チャコペン(布に線を引くペン)・長い定規(50cmくらい)
- まち針かクリップ・アイロン
- ひも2本(丸ひもの「中」くらい)と、(なければ大きめの安全ピン)
ミシンがなくても、手縫いで作れます。下の入れる所の「縫い方」で「手縫い」を選ぶと、縫う手順が手縫い用(など)になります。手縫いなら、手縫い針・手縫い糸と、あればを用意します。
お弁当袋のサイズの目安
- 幼稚園・保育園たて17×よこ15cm・マチ10cm くらい(1段のお弁当箱)
- 2段のお弁当箱たて20×よこ15cm・マチ10cm くらい
- 大きめ(小学生・おにぎりも)たて18×よこ20cm・マチ12cm くらい
いちばん確かなのは、お弁当箱を測ることです。お弁当箱のよこに2〜3cm 足した数を「よこ」(底の幅)に、奥行きに1〜2cm 足した数を「マチ」に、高さの2〜3倍くらいを「たて」にすると、口までしっかり入って、ひもでしめられます。
園から指定があれば、その数字が優先です。お弁当袋のサイズは、ふつう底の幅×たて×マチで書かれています(このページの最初の形も「よこ=底の幅」です)。
ひもは2本?1本?
2本(両引き) お弁当袋・体操着袋に多い
- 引き方
- 左右の脇から1本ずつ出したひもを、両方から引く
- しまり方
- しっかりしまる。重い物・大きな袋に向いている
- ひもの出口
- 左右の脇に1つずつ
1本(片引き)
- 引き方
- 右の脇から出したひもを、片方から引く
- しまり方
- 開け閉めが軽い。小さな袋に向いている
- ひもの出口
- 右の脇に1つだけ
お弁当袋は、2本()がいちばん多い形です。お弁当箱のように重さがある物は、左右から引くと口がしっかりしまり、落としても中が出にくくなります。
裏地はあり?なし?
裏地あり おすすめ
- 向いている布
- オックス・シーチングなど、ふつうの厚さの布
- 布の端の始末
- いらない(全部内側に隠れる)
- ひもの通り道
- 表布と裏布のあいだ(口から2.5cm を一周縫う)
- 手間
- 縫う所はやや多い
裏地なし
- 向いている布
- キルティング・帆布など、厚い布
- 布の端の始末
- でかがる(手縫いなら)
- ひもの通り道
- 口のの中
- 手間
- 少ない・乾きやすい
迷ったら裏地ありがおすすめです。お弁当袋は、汁やソースで汚れやすいので、裏布にナイロンなど水に強い布を使うと、ふくだけできれいになります。
布の選び方と幅
- オックス(綿):ほどよい厚さで縫いやすく、柄も多い。幅は110cm が多い
- ナイロン・ラミネート:汚れに強いので、裏布に向いています(アイロンは当て布をして低い温度で)
- シーチング:うすい綿の布。裏布によく使います
- キルティング:厚くてふんわり。お弁当箱が冷めにくく、裏地なしでも作れます
綿の布は、洗うと少しちぢみます。気になるときは、切る前に(水につけて干す)をしておくと安心です。
できあがり
このサイズを保存・送る
「保存」はこの端末に残ります(下の「保存したサイズ」)。「コピー」「送る・共有」では、布の大きさと縫う順番を文で送れます。
保存したサイズ
言葉の説明
- 巾着袋
- ひもを引くと、口がきゅっとしまる袋。お弁当袋・コップ袋・体操着袋・給食袋などは、この形の袋です。
- 中表
- 2枚の布の「表(柄の面)」どうしを内側にして重ねること。縫ったあと表に返すと、縫い目が内側に隠れます。
- わ
- 布を折った山の所。ここは切らずにつながったままにします。「わ」で裁つと、前と後ろが1枚でつながります。
- 縫い代
- 縫い目の外側に残しておく布の幅。指定のサイズ(でき上がり)に、この分を足して切ります。
- でき上がり線
- 縫ったあとの、本当の大きさの線。縫い代の内側にあります。ここを縫います。
- ひも通し口
- ひもを入れたり出したりするために、脇の縫い目を少しだけ縫わずにあけておく所。
- あき
- 脇の縫い目の、口に近い所を縫わずにあけておく所。ここからひもが出ます。
- あき止まり
- 脇を縫うときに、ここより上は縫わない、という印の所。
- 両引き
- ひもを2本通して、左右の両方から引いて口をしめる形。しっかりしまります。
- 片引き
- ひもを1本通して、片方から引いて口をしめる形。開け閉めが軽くできます。
- ひも通し
- ひもの先をはさんで、細い通り道にひもを通すための道具。なければ、大きめの安全ピンでも代わりになります。
- 返し口
- 表に返すために、わざと縫わずにあけておく所。返したあとでとじます。
- 割る
- 縫い目の縫い代を、左右に開いてアイロンで押さえること。縫い目が平らになります。
- 三つ折り
- 布の端を2回折って、切った端が見えないようにすること。ほつれ止めになります。
- マチ
- 袋の底の厚み(奥行き)。マチがあると、物が入れやすく、自立しやすくなります。
- 返し縫い
- 縫いはじめと縫い終わりに、1cm くらい(3〜5針)もどって重ねて縫うこと。ほどけ止めです(ミシンにボタンがあります)。
- 布の耳
- 布の両はしの、ほつれないように織られた所。布の幅は、耳から耳までの長さです。
- 水通し
- 切る前に布を水につけて干し、先にちぢませておくこと。綿の布は、洗うと少しちぢむためです。
- ジグザグミシン
- 布の端をジグザグに縫って、ほつれないようにする縫い方。ミシンの模様の中にあります。
- コの字とじ
- 返し口などを、表から縫い目が見えないようにとじる手縫いの縫い方。2つの折り山を、交互に少しずつすくいます。
- 本返し縫い
- 1目ずつ戻りながら進む手縫い。表はミシンのような1本の線になり、いちばんじょうぶです。袋の脇や底に使います。
- 半返し縫い
- 針目の半分だけ戻りながら進む手縫い。なみ縫いよりじょうぶで、本返し縫いより早く縫えます。
- 玉結び
- 縫いはじめに、糸のはしに作る結び目。糸が布から抜けないようにします。
- 玉どめ
- 縫い終わりに、糸がほどけないように作る結び目。
- ブランケットステッチ
- 布の端をくるむように縫う手縫いの縫い方。布の端のほつれ止めにも使います。
- 指ぬき
- 指にはめて、針の頭を押すための道具。厚い布でも、針を楽に押し出せます。
返し縫い・ジグザグミシン・コの字とじ・本返し縫いなどの縫い方は、縫い方図鑑で、針と糸が動く図で見られます。
よくある質問
- お弁当箱のサイズから、袋の大きさを決められますか?
- できます。お弁当箱のよこ+2〜3cmを「よこ(底の幅)」、奥行き+1〜2cmを「マチ」、高さの2〜3倍を「たて」にしてください。たてが短いと、口までしめられません。迷ったら、たては長めにしておくと安心です。
- 保冷剤も入れたいです。
- お弁当箱の上に保冷剤をのせる分、たてを2〜3cm 長くしてください。保冷剤を入れると袋の内側がぬれやすいので、裏布にナイロンなど水に強い布を使うのもおすすめです。
- ひもを1本にしてもいいですか?
- できます。入れる所の「ひも」で「1本(片引き)」を選ぶと、ひもの通し口が右の脇だけになり、手順も変わります。2本のほうが口がしっかりしまるので、お弁当袋では2本がおすすめです。
- 手縫いでも作れますか?
- 作れます。上の入れる所の「縫い方」で「手縫い」を選ぶと、縫う手順が手縫い用になります。マチの所は布が重なって厚くなるので、で、針目を細かくすると、じょうぶに仕上がります。