棒針編み・割り出し

袖下・斜線の増減目計算

「何段のあいだに、何目増やす(減らす)か」を入れると、編み図の書き方(段-目-回)で答えを出します。

増やす? 減らす?
段
増減する部分ぜんぶの段数
目
片側で増減する目数
くわしい設定(本に合わせるとき)
どの段で増減する?
ふつうは「表を見て編む段だけ」。増減が多くて計算できないときは「毎段」に。
1回に増減する目数
最後に「段平」を作る
「段平」は、増減しないでまっすぐ編む段のこと。
段平にする間隔
編み始め(下)に来る間隔
段の数え方
「8-1-6」の最初の増し目を9段目にするか8段目にするか。本によって違います(下の説明を見てください)。「n段目で」を選ぶと、増減する段が偶数段になることがあります。

答え

保存した計算

使い方

  1. 「増やす」か「減らす」を選びます。
  2. 増減する部分の段数と、片側で増減する目数を入れます(袖下なら、左右で同じだけ増やすので片側の数)。
  3. 答えの「編み図の書き方」は、下から上へ読みます。「何段目で増減するか」の一覧も出ます。
  4. 「編みながら見る」を押すと、増減した段にチェックを付けながら進められます。

「8-1-6」の読み方

日本の編み図では、斜線の増減を「段-目-回」の3つの数で書きます。

8-1-6 = 8段ごとに、1目を、6回 増やす(減らす)
編み図の「8-1-6」の読み方の図。8段ごとに1目を6回増やす(減らす)。いくつか並んでいるときは下から順に編む
「段-目-回」の読み方と、下から読む順番
  • いくつか並んでいるときは、いちばん下から順に編みます。
  • 「6段平」の「平」は、増減しないでまっすぐ編むこと。ふつう、いちばん上に書きます。
  • 書いてあるのは片側の数です。袖下なら左右の両端で増やすので、1回の段で2目ふえます。

計算のしかた

たとえば「90段で12目増やす」場合、表を見て編む段だけで増やすので、まず段数を2で割ります。

90 ÷ 2 = 45
増やす回数12に、段平の1つを足して 13 で割る:45 ÷ 13 = 3 あまり 6
→ 「(3+1)×2=8段」の間隔が6つ、「3×2=6段」の間隔が7つ
→ 6段の間隔の1つを段平にして、6段平/8-1-6/6-1-6
袖下の増し目の図(90段で片側12目増やす:6-1-6・8-1-6・6段平)。下から編み、増やす段に点
90段で片側12目増やすときの形(答えの図と同じ描き方)

ためしに足し算すると 6×6+8×6+6 = 90段 で、ぴったり合います。答えの「確かめ」の行にも、同じ足し算を出しています。

あまりを長い間隔に、残りを短い間隔に配るので、増し目がなるべく均等にちらばります。短い間隔と長い間隔のどちらを下(編み始め)にするか、どちらを段平にするかは本によって違うので、「くわしい設定」で選べるようにしています。

本によって違うところ

最初の増し目は何段目?

「8-1-6」の最初の増し目を、8段編み終わってから9段目でする数え方(日本ヴォーグ社の本など)と、8段目でする数え方があります。どちらでも合計の段数は同じですが、増減する段が1段ずれます。お使いの本の数え方に合わせて「段の数え方」を選んでください。

2目以上の増減

2目以上を一度に増減する(伏せ目など)ときは、段の編み始めでしかできないため、左右で1段ずれます。

よくある質問

「段数に対して増減する回数が多すぎます」と出ます。
段数にくらべて増減する目数が多いと、表の段だけでは足りなくなります。「くわしい設定」で「毎段」を選ぶか、「1回に増減する目数」を2目にしてみてください(2目以上のときは「毎段」は選べません)。
段数が奇数です。
表の段だけで増減するときは、段数を偶数にしてください。奇数のままなら「毎段」を選びます。
本の答えと並び順が違います。
「編み始め(下)に来る間隔」と「段平にする間隔」を切り替えると、たいてい本と同じ並びになります。中身(合計の段数と目数)は同じです。